【2泊3日東北旅行】岩手・青森の観光、温泉、グルメのモデルコース

東北地方の豊かな自然と深い歴史。
文化、グルメに触れる旅に出かけませんか?

今回ご紹介するのは、岩手県と青森県の観光、温泉、グルメを満喫する2泊3日のモデルコース。
「東北地方は移動が大変」と思う方もいますよね?
そんなあなたに今回は、効率の良いアクセス方法も、一緒にご紹介します。

限られた時間でも十分満喫できる!
岩手・青森の魅力をぎゅっと詰め込んだ旅をお届けします。

東北旅行モデルコース 岩手・青森を満喫する2泊3日の旅

【1日目】
・世界遺産 平泉
・ご当地グルメ わんこそば(昼食)
・岩手銀行赤レンガ館
・盛岡つなぎ温泉(宿泊)

【2日目】
・小岩井農場
・ご当地グルメ 盛岡冷麵(昼食)
・三内丸山遺跡
・浅虫温泉(宿泊)

【3日目】
・ねぶたの家 ワ・ラッセ
・青森ベイブリッジ
・八食センターで海鮮グルメを堪能(昼食)

1日目【岩手県】

出典 https://onetouchdrawing2008.seesaa.net/article/201803article_23.html

6:00 旅の始まりは東京駅。
ここ東京駅から、東北新幹線「やまびこ」で岩手県の「一ノ関駅」まで向かいます。

出典 https://latestjapan.yokohama/stport/tosnaomori/

東京駅から一ノ関駅までの所要時間は、自由席のある「やまびこ」で約2時間半。
全車指定席の「はやぶさ」に乗れば、約2時間で到着します。

「はやぶさ」は、一ノ関駅に停車するタイプと、通過するタイプがあります。
途中停車駅に要注意です!

世界遺産 「平泉 中尊寺」

8:30ー9:00 一ノ関駅に到着し、ここから世界遺産 「平泉 中尊寺」を、目指します。

出典 https://kyony-tanbo.hatenablog.jp/entry/station/ichinoseki

一ノ関駅から「平泉 中尊寺」までは、乗り換えなしで行ける路線バスが便利です。

「路線バス時刻表」は、こちらをクリック!!

一ノ関駅より在来線に乗り換え、東北本線「平泉駅」から、土日祝日のみ運行の循環バスを利用するルートもあります。
土日祝日に訪問する際は、こちらもおすすめです。

「平泉町巡回バスるんるん」公式HP
http://www.iwatekenkotsu.co.jp/runrun_0419.html

出典 https://kirakunist.hatenablog.com/entry/2024/03/23/200300

路線バスで約20分「中尊寺」バス停で下車し、徒歩数分で到着です。

岩手県西磐井郡平泉町に位置する世界遺産 「平泉 中尊寺」
「中尊寺」は、12世紀に奥州藤原氏の初代・藤原清衡によって建立されました。戦乱に明け暮れた時代に、平和を願って建てられたこの寺院は、東北の地にありながら、京都にも劣らぬ文化的・芸術的価値を持っています。

平成23年(2011)に中尊寺を含む「平泉の文化遺産」が世界文化遺産に登載されました。

出典 https://www.chusonji.or.jp/know/konjikido.html

中尊寺といえばやはり「金色堂」。
中に入ると、まばゆいばかりの金箔に包まれた堂内が目に飛び込んできます。
平安時代の美意識と信仰の深さが凝縮されていて、言葉を失うほどの荘厳さ。
藤原清衡公が仏教による平和を願って建てたという歴史背景を知ると、なおさら胸に迫るものがあります。

堂内は撮影禁止なので、目と心にしっかり焼きつけましょう。

出典 https://chusonji.or.jp/around/index.html

金色堂だけでなく、本堂や能楽堂、経蔵など見どころは多数。
観光地でありながら、信仰の場としての雰囲気がしっかり残っているのが中尊寺の魅力です。

出典 https://chusonji.or.jp/around/index.html

季節によって表情を変える境内も素晴らしく、春の桜、夏の緑、秋の紅葉、冬の雪景色、どの季節に訪れても、心に残る風景に出会えます。

岩手県に来たら、外せない観光スポットです!

中尊寺 基本情報

名称関山 中尊寺[岩手県平泉天台宗東北大本山]
住所〒029-4102
岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関202
電話番号0191-46-2211
参拝時間3月1日〜11月3日 8:30~17:00
11月4日〜2月末日 8:30~16:30
アクセス岩手県交通 「中尊寺」下車 徒歩数分
東北自動車道 平泉前沢ICより約5分
公式URLhttps://www.chusonji.or.jp/

昼食(わんこそば)

出典 https://item.rakuten.co.jp/f034029-hiraizumi/bashokan02/?scid=af_pc_etc&sc2id=af_101_0_0

11:30ー12:00 岩手県を訪れたなら、絶対に外せないご当地グルメと言えば、「わんこそば」です。
ひと際ユニークで、観光客に絶大な人気を誇ります。

「わんこそば」の最大の特徴は、その食べ方にあります。

一杯一杯小さな椀に盛られたそばを、店員さんが掛け声とともに次々と給仕してくれるスタイルで、食べ終える隙を与えずに次々とお蕎麦が注がれていくのです。
グループで訪れた際には、ついつい競争心が芽生えてしまい、気がつけば何十杯も食べていた、なんてことも珍しくありません。

そば自体はシンプルで、のどごしのよい細麺が特徴。

薬味も豊富で、ネギや海苔、大根おろし、山葵などを使って、味に変化をつけながら楽しめます。

「わんこそば」は、岩手県盛岡市や花巻市などで主に提供されていますが、西磐井郡平泉町に位置する「中尊寺」周辺にもお店があります。

「何杯食べれるか?」ぜひ一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?

中尊寺周辺のおすすめ老舗わんこそば店

そば処 義家住所 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関43
電話 0191-46-4369
時間 11:00~14:30
泉橋庵支店住所 岩手県西磐井郡平泉町平泉衣関34−2
電話 0191-46-4962
時間 10:00~15:30

岩手銀行赤レンガ館

13:00ー13:30 次の目的地岩手銀行赤レンガ館へ向かいます。

     路線バス     東北新幹線    路線バス  
「中尊寺」 → 「一ノ関駅」 → 「盛岡駅」 → 「岩手銀行赤レンガ館」 
     約20分      約40分     約10分

路線バスで一ノ関駅へ戻り、東北新幹線で「盛岡駅」を目指します。

一ノ関駅から盛岡駅までの所要時間は、約40分。
概ね1時間に1本の運行本数です。

出典 https://4travel.jp/dm_shisetsu/10023039

盛岡駅から、「岩手銀行赤レンガ館」までは路線バスを利用します。

「盛岡駅前東口バスターミナル」6番乗り場から乗車します。
バス案内所もあるので、迷った際は利用して下さい。

出典 https://www.iwatebus.or.jp/bus_rotary/morioka-higashi/

路線バスで約10分「盛岡バスセンター」で下車し、徒歩1分で到着です。

出典 https://www.iwagin-akarengakan.jp/

盛岡市を訪れたなら、ぜひ足を運んでいただきたいのが「岩手銀行赤レンガ館」
明治時代の趣をそのままに残すこの美しい建築は、歴史と文化、そして街の息吹を感じられる貴重なスポットです。

「岩手銀行赤レンガ館」の正式名称は「旧盛岡銀行本店本館」で、1911年(明治44年)に完成しました。

設計を手がけたのは、日本の近代建築の父とも呼ばれる辰野金吾と、その弟子である葛西萬司。

東京駅や日本銀行本店などを設計した辰野のスタイルが色濃く反映されており、赤レンガと白い石材を組み合わせた外観は、重厚でありながらもどこか温かみを感じさせてくれます。

どうりで、「東京駅」とよく似てますよね?

2012年まで実際に岩手銀行の支店として利用されており、その後、文化財としての価値が見直され、2016年に「岩手銀行赤レンガ館」として一般公開が始まりました。
銀行業務に使われていた当時のカウンターや応接室、金庫室などがそのまま残されています。

赤レンガが刻んできた百年以上の時を、あなた自身の目で、耳で、肌で感じてみてください。

岩手銀行赤レンガ館 基本情報

名称岩手銀行赤レンガ館
住所〒020-0871
岩手県盛岡市中ノ橋通一丁目2番20号
電話番号019-622-1236
開館時間10:00〜17:00(入館は16:30まで)
休館日毎週火曜日・年末年始(12月29日〜1月3日)
アクセス岩手県交通「盛岡バスセンター」で下車 徒歩1分
公式URLhttps://www.iwagin-akarengakan.jp/

盛岡つなぎ温泉に1泊

16:30ー17:00 岩手銀行赤レンガ館を後にし、1日目の宿泊地「盛岡つなぎ温泉」へ向かいます。

「盛岡バスセンター」から、路線バスに乗車。
「盛岡つなぎ温泉」行きは、1番乗り場から発車します。

出典 https://www.city.morioka.iwate.jp/kurashi/douro_kotsu/kokyokotsu/1040732.html

「盛岡バスセンター」から約45分で、「盛岡つなぎ温泉」に到着です。

出典 https://tsunagionsen.com/

岩手県盛岡市の西部、御所湖のほとりにたたずむ「盛岡つなぎ温泉」。

つなぎ温泉の歴史は古く、開湯はおよそ900年前、平安時代末期にさかのぼるとされています。その名の由来は、一説には馬を「つなぎ」留めた場所であったことと言われています。

温泉の泉質は弱アルカリ性の単純硫黄泉。

硫黄の香りがやさしく立ち上る白濁の湯は、美肌効果が高く「美人の湯」としても知られています。

肌をすべすべにしてくれるだけでなく、神経痛や冷え性、慢性皮膚病などにも効果があると言われており、観光客はもちろん、地元の人々にも長年親しまれてきました。

盛岡市街地からのアクセスの良さも魅力のひとつ。

岩手観光の拠点としても非常に便利です。

ぜひ、この奥ゆかしくも心豊かな温泉地「盛岡つなぎ温泉」を訪れてみてはいかがでしょうか?

2日目【岩手県・青森県】

出典 https://www.tohokukanko.jp/attractions/detail_1389.html

モデルコース2日目は、1泊した「盛岡つなぎ温泉」からスタート。
「小岩井農場」を訪問し、盛岡市内でご当地グルメ「盛岡冷麺」を堪能。
その後、東北新幹線で青森県へ移動します。

小岩井農場

8:00ー8:30 「盛岡つなぎ温泉」から路線バスを乗り継いで「小岩井農場」を目指します。

「盛岡つなぎ温泉」→「盛岡駅前東口バスターミナル」→「小岩井農場まきば園」                                
約30分              約30分 

1日目に紹介した、「盛岡駅前東口バスターミナル」にて、「小岩井農場まきば園」行きに乗り換えます。
発車は、10番乗り場です。

「路線バス時刻表」はこちらをクリック!!

1日1往復のみ、盛岡つなぎ温泉~小岩井農場まきば園を、路線バス1本で結ぶ便があります。

出典 盛岡市公式HP

「小岩井農場まきば園」終点まで乗車し、下車後すぐに到着です。
所要時間は、盛岡つなぎ温泉から、乗り換え時間も含めて約1時間15分

出典 https://www.koiwaifarm.com/course/#course01

入場ゲートをくぐって、まず目に飛び込んでくるのは、自然と調和した風景です。
夏には緑が生い茂り、秋には一面の紅葉が農場を包み込み、冬には雪景色が幻想的な世界を描き出します。

出典https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E5%B2%A9%E4%BA%95%E8%BE%B2%E5%A0%B4

『小岩井農場』は、岩手県岩手郡雫石町滝沢市にまたがって位置する、日本最大の民間総合農場です。
総面積は約3,000haで、そのうち約2,000haが山林、約630haが耕地で、中央部の40haを「まきば園」として一般開放しています。

出典 https://www.koiwaifarm.com/course/

乗馬体験や、馬車やトラクターバスに乗ってのんびりと自然を体感できるアクティビティ、動物たちと触れ合える牧場エリアなど、大人から子どもまで楽しめる施設が充実しています。

出典 https://www.koiwaifarm.com/course/

「小岩井」といえば乳製品の名ブランドとしても知られています。牧場でとれた、搾りたての牛乳を使って作られるヨーグルトやチーズ、ソフトクリームは、どれも濃厚で風味豊か。

出典 https://chiechiefarm.com/wp-content/uploads/2018/10/IMG_9345-1-e1539855210592.jpg

他にも、小岩井農場生まれの「小岩井牛」を使用したメニューが人気のレストランに、小岩井農場限定のお土産も充実しています。

乗馬や馬車の他にも、ゴルフにアーチェリーといったアクティビティ。
触れ合える動物の種類も多数。
このモデルコースでは、半日滞在のプランですが、小岩井農場は丸1日居ても足りないくらいです。

そして、季節ごとのイベントも見逃せません。

春の桜並木、夏の爽やかな牧草地、秋の紅葉、そして冬の東北最大級のイルミネーション。

出典 https://www.koiwaifarm.com/course/

『小岩井農場』のように、季節ごとに、違った表情を見せる場所は、何度でも訪れたくなりますよね?

ぜひ『小岩井農場』で、心も体もリフレッシュできる特別な時間を、過ごしてみてはいかがでしょうか?

小岩井農場 基本情報

名称小岩井農場
住所〒020-0507 
岩手県岩手郡雫石町丸谷地36-1
電話番号019-692-4321
営業時間4月3日 ~ 11月中旬 9:00 ~ 17:00
          (最終入場16:00)
※冬季営業時間は、要確認。
8月2日・3日     9:00 ~ 19:00
9日~17日      (最終入場18:00)            
休業日公式サイト要確認
アクセスJR盛岡駅前「10番」乗り場より「小岩井農場まきば園」行き バス乗車
東北自動車道 盛岡ICより約15分
公式URLhttps://www.koiwaifarm.com/

昼食(盛岡冷麺)

12:30ー13:00 路線バスで盛岡駅へ戻り、昼食。

盛岡市といえば、「わんこそば」「じゃじゃ麺」と並ぶ“三大麺”の一角、「盛岡冷麺」で知られる麺どころ。

出典 https://www.kyochika.com/entry/iwate_morioka_syokudoen/

盛岡冷麺は、一見すると韓国の冷麺に似ているようでいて、全く異なる独自の進化を遂げた一品。

透明感のあるツヤツヤとしたコシの強い麺に、スッキリとしながらも奥行きのある牛骨ベースのスープ、そしてトッピングにはゆで卵、キムチ、チャーシュー、きゅうり、時には季節のフルーツまでトッピング。

さらに、盛岡冷麺は「自分好みに味を調整して食べる」という文化もあります。

お酢やカラシを足してみたり、キムチの量を増減したり、温かい焼肉と一緒に味わうのが、通の楽しみ方。

皆さんは、「冷麺」は焼肉店で食べるのが一般的だと思います。
盛岡は、焼肉店の冷麺はもちろん人気であり、焼肉店ではなく、冷麺専門店も多数あります。

焼肉と一緒に食べても良し、冷麺のみ食べても良し。
ぜひ本場の「盛岡冷麺」を体験してみてください。

盛岡駅ビル・周辺で、冷麺が食べられるおすすめのお店

ぴょんぴょん舎 盛岡駅前店 住所 〒020-0034 盛岡市盛岡駅前通9−3   ジャーランビル1階・2階・3階
電話 019-606-1067
時間 11:00~23:00
盛楼閣住所 〒020-0034 盛岡市盛岡駅前通15-5 NEW BONBON(ニューボンボン)2階
電話 019-654-8752
時間 11:00~00:00
大同苑 盛岡フェザン店住所 〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 フェザン おでんせ館 1F
電話 019-601-5506
時間 11:00~21:30
盛岡冷麺 寿々苑住所 〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前1−44 フェザン 南館 B1F
電話 019-652-7722
時間 10:00~21:30
明明家住所 〒020-0034 岩手県盛岡市盛岡駅前通1-44 フェザン 本館 B1F
電話 019-654-7180
時間 10:00~22:00

青森県へ移動(東北新幹線)

13:00ー13:30 盛岡駅より、東北新幹線で青森県に移動します。

「新青森駅」まで「はやぶさ」に乗車します。         

出典 https://www.city.morioka.iwate.jp/kankou/kankou/1037103/1037901.html

「盛岡駅」では、東北新幹線「はやぶさ」と、秋田新幹線「こまち」の連結、切り離しが行われます。

「新青森駅」に向かう「はやぶさ」は、盛岡駅で切り離しになるので、乗り間違いに注意です!

「新青森駅」までの所要時間は、約50分~1時間
概ね1時間に1~2本の運行本数です。

三内丸山遺跡

14:00ー14:30 「新青森駅」に到着し、ここから「三内丸山遺跡」を目指します。

出典 新青森駅 Wikipedia

「新青森駅」から「三内丸山遺跡」までは、シャトル・ルートバス「ねぶたん号を利用します。
新青森駅東口3番乗り場から発車します。

出典 https://cdn.4travel.jp/img/thumbnails/imk/tips_pict/19/22/52/650x450_19225270.jpg?updated_at=1679439414

「ねぶたん号」で約15分「三内丸山遺跡前」バス停で下車し、到着です。

出典 https://www.tohokukanko.jp/attractions/detail_1002505.html

青森県青森市に位置する「三内丸山遺跡」は、日本最大級の縄文時代の集落遺跡として知られています。

1992年の発掘開始以降、そのスケールの大きさと保存状態の良さから、縄文文化の概念を大きく覆す発見の数々が報告されてきました。
2021年には「北海道・北東北の縄文遺跡群」の一部としてユネスコの世界文化遺産にも登録され、日本人のルーツと暮らしに対する理解を深める貴重な場所となっています。

遺跡の特徴は何といっても、広大な敷地に残された大型住居跡や掘立柱建物跡、貯蔵穴など、当時の生活がリアルに感じられることです。

また、敷地内には「縄文時遊館」が併設されており、出土した土器や石器、装飾品などの展示に加え、縄文人の暮らしを体験できるワークショップも開催されています。

火起こしや縄文土器づくりなど、子どもから大人まで楽しめるプログラムが充実しており、まさに“体感する歴史”の学び場です。

出典 https://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/wp-content/uploads/2019/03/jiyukan_09.jpg

青森県を訪れた際は、縄文の鼓動が今も息づくこの地で、悠久の時を感じるひとときを過ごしてみませんか?

三内丸山遺跡 基本情報

名称特別史跡「三内丸山遺跡」
住所〒038-0031
青森県青森市大字三内字丸山305
電話番号017-766-8282
開館時間9:00~17:00
休館日毎月第4月曜日(祝日の場合は翌日)
12/30~1/1
今月の休館日などスケジュールはこちら
アクセス青森駅から
市営バス
「⑥青森市営バス乗り場」より「三内丸山遺跡」行きに乗車 「三内丸山遺跡前」下車
ねぶたん号(シャトル・ルートバス)
「②番のりば」より乗車 「三内丸山遺跡前」下車
新青森駅から
ねぶたん号(シャトル・ルートバス)
「新青森駅東口3番乗り場」から乗車、「三内丸山遺跡前」下車
公式URLhttps://sannaimaruyama.pref.aomori.jp/

浅虫温泉に1泊

16:30ー17:00 路線バス、ローカル線「青い森鉄道」を乗り継いで、2日目の宿泊地「浅虫温泉」へ向かいます。

三内丸山遺跡 → 「県立美術館前」バス停 → 青森駅 → 浅虫温泉駅(青い森鉄道)
約10分(徒歩)         約30分   約30分

「市営バス」、「ねぶたん号」のどちらかで、最初に「青森駅」を目指します。
バス停は、「三内丸山遺跡前」ではなく、「県立美術館前」です。

出典 https://4travel.jp/dm_shisetsu/11558076

「青森駅」からは、ローカル線「青い森鉄道」「浅虫温泉駅」まで乗車します。

出典 https://note.com/edo_elizabeth/n/nd8dbdd75f65c

青い森鉄道「浅虫温泉駅」で下車。
周辺には、温泉宿が並び、日帰り温泉施設が併設された「道の駅ゆ~さ浅虫」があります。

出典 https://www.jalan.net/kankou/spt_02201ad3352023625/

温泉街に日帰り温泉施設があると、宿泊しなくても入浴できるので、嬉しいですよね!

出典 https://www.asamushi.com/about/images/img_pagetitle.jpg

青森県青森市の東側、陸奥湾に面して広がる静かな温泉地「浅虫温泉(あさむしおんせん)」。
1200年以上の歴史があり、古くから青森の温泉地として知られています。

浅虫温泉の最大の魅力は、何といってもその泉質。

無色透明でやわらかなアルカリ性の単純温泉は、肌に優しく、美肌効果もあるといわれています。

宿に一歩足を踏み入れると、ふわりと香る硫黄の香りに包まれ、旅の疲れが一気にほどけていくのを感じます。

出典 https://www.asamushi.com/map/_assets/images//detail/detail_01.jpg

温泉街には趣のある旅館やホテルが立ち並び、それぞれに自慢の湯船が用意されています。

檜風呂や岩風呂、海を望む露天風呂など、風情あふれる湯処が旅の気分をさらに高めてくれます。

出典 https://asamushi-aqua.com/special-contents/feautures-of-the-aquarium-asamushi

また、浅虫温泉のもう一つの楽しみは、自然と文化の豊かさです。

温泉街のすぐ近くには「浅虫水族館」があり、イルカショーや地域の海に生息する生き物たちの展示が見どころ。子ども連れの旅行にもぴったりです。

出典 https://tohoku-kizunamatsuri.jp/special/2023/08/01/post-924/2/

温泉街の裏手には「湯の島」という小さな無人島が浮かび、散策船でその周囲を巡ることができます。夕暮れ時、湯の島のシルエットが茜色に染まる光景は、まさに絶景です。

青森市街から、車や電車で約30分とアクセスも良好。
青森市に宿泊する際は、この「浅虫温泉」を訪れてみてはいかがでしょうか?

3日目【青森県】

出典 https://ekibenmuseum.org/piceb/02/st_hachinohe1zoom.jpg

モデルコース3日目最終日は、2泊目の宿泊地「浅虫温泉」からスタート。
青森市内に位置する「ねぶたの家 ワ・ラッセ」、青森県のランドマーク「青森ベイブリッジ」を見学。
その後、東北新幹線で移動し、八戸市の「八食センター」にて、海鮮を堪能します。

ねぶたの家 ワ・ラッセ

8:00 「浅虫温泉」から、「青い森鉄道」で、「ねぶたの家 ワ・ラッセ」を目指します。

終点「青森駅」まで乗車します。

出典 http://ekisya.net/A-GENEKI/145-OUU/145-AOMORI65679.jpg

「青森駅」の駅舎、非常に新しくてキレイですよね?
この新しい駅舎は、駅ビル「JR青森駅東口ビル」として、2024年4月26日に開業しました。

「青森駅」から、徒歩1分で「ねぶたの家 ワ・ラッセ」に到着です。

出典 https://aomori-daibouken.com/423

この大きく、赤い外観が特徴です。
こういった、インパクトのある建物は、入る前からワクワクしますよね?

出典 https://www.shiki-tabi.co.jp/wordpress/wp-content/uploads/2022/10/c695a233f46b0536e5ab779b03441e57.jpg

青森といえば、夏の風物詩として名高い「ねぶた祭り」。
毎年8月初旬に開催され、豪華絢爛な山車(だし)と、跳人(はねと)と呼ばれる踊り手たちが街を練り歩く、迫力満点の祭りです。
「ねぶたの家 ワ・ラッセ」は、「ねぶた祭り」の魅力を一年中体感できる貴重な場所です。

出典 https://www.atca.info/wp-content/uploads/2025/03/img_20141110191841-900×600.jpg

館内に足を踏み入れると、まず目に飛び込んでくるのは、実際の祭りで使用された大型ねぶたの数々。

その迫力ある造形と色彩は、写真や映像では味わえない臨場感に満ちており、見る者を圧倒します。

これらのねぶたは、毎年祭り終了後に優秀賞を受賞したものの中から展示されており、職人たちの魂が込められた芸術作品とも言える存在です。

展示エリアでは、ねぶた祭りの起源や進化の歴史、制作工程、地域との関わりなども学ぶことができ、単なる観光ではなく文化体験としても充実した時間を過ごせます。

出典 https://www.tohokukanko.jp/attractions/detail_1002709.html

館内にはミュージアムショップも併設されており、ねぶたグッズや青森の工芸品、地元のお菓子など、お土産選びにも最適です。

青森駅近くというアクセスの良さもあり、旅の始まりや終わりにふらりと立ち寄るのにも最適です。

ねぶたの本当の魅力を、あなた自身の目と耳と心で体験してみてください!

ねぶたの家 ワ・ラッセ 基本情報

名称ねぶたの家 ワ・ラッセ
住所〒030-0803
青森県青森市安方1丁目1-1
電話番号017-752-1311
営業時間9:00~19:00 (最終入館18:30)
休館日12月31日・1月1日
その他、公式サイト要確認
アクセスJR青森駅より徒歩1分
公式URLhttps://www.nebuta.jp/warasse/

青森ベイブリッジ

10:00ー10:30 続いて訪れるのは、「青森ベイブリッジ」

「青森駅」より、徒歩約10分で到着です。

出典 https://commons.wikimedia.org/wiki/File%3AAomori_Bay_Bridge%2C_Japan.jpg

「青森ベイブリッジ」は、青森港の貨物運搬の渋滞緩和を目的として、1994年に全面開通しました。

全長1,219メートル、高さは約60メートルと壮大なスケールを誇る、まさに「青森県のランドマーク」

「青森ベイブリッジ」の特徴の一つに、その美しい斜張橋構造があります。鋼鉄製のケーブルが織りなす幾何学的なラインは、見る角度によって表情を変え、季節や時間帯によっても異なる趣を見せてくれます。
橋の上からは陸奥湾や八甲田連峰を望むことができ、晴れた日には絶景です。
青森の自然と都市が調和した風景を一望できます。

出典 https://co-trip.jp/spot/8453

「青森ベイブリッジ」は、夜に来るのもおすすめ!
ライトアップによって、幻想的な姿が浮かび上がります。

その姿は、まるで未来都市のような風景。

昼間には、青空や海の青さと調和し、夜には夜景スポットになる「青森ベイブリッジ」。
まさに、青森・東北の「レインボーブリッジ」と言っても過言ではないです。

青森に来た際は、この壮大な「青森ベイブリッジ」を、目に焼き付けて下さい!

八戸市へ移動(東北新幹線)

10:30ー11:00 奥羽本線、東北新幹線を乗り継いで、「青森市」から、「八戸市」へ移動します。

               奥羽本線     東北新幹線   
          「青森駅」 → 「新青森駅」 → 「八戸駅」 
               約5分       約25分     

「青森駅」より、奥羽本線で「新青森駅」へ移動します。

運行本数は、概ね1時間に1~2本。
※この区間は、「新幹線⇔在来線」乗り換える場合に限り、特急券無しで、特急列車に乗車できます。

出典 https://gakuchiku-maile-trip.hatenablog.com/entry/2022/09/18/111403

「新青森駅」から、東北新幹線「はやぶさ」で、「八戸駅」まで乗車します。
こちらも運行本数は、概ね1時間に1~2本。

※「八戸駅」は、一部通過する「はやぶさ」もあります。停車駅に注意です!

出典 https://media.jreast.co.jp/articles/995

「新青森駅」より約20~30分で、「八戸駅」に到着です。

八食(はっしょく)センター (昼食)

11:30ー12:00 昼食は、八戸の海鮮料理を堪能します。

「八戸駅」から、海鮮料理がなんでも揃う八食センターへ向かいます。

出典 https://livedoor.blogimg.jp/wrpgu/imgs/5/8/58ef4fec-s.jpg

「八食センター」までは、「八食センター100円バス」を利用します。
八戸駅「東口4番のりば」より発車します。

八食センター 100円バス時刻表
https://www.849net.com/access/bus100_202404.pdf

八戸駅から約15分。「八食センター」で下車し、到着です。

大型市場「八食センター」は、地元の海の幸や農産物、グルメが一同に集まる、八戸の一大グルメスポットです。

出典 https://food.onarimon.jp/entry/2022/05/16/175731

八食センターの最大の目玉といえば、「七厘村」
市場で購入した新鮮な魚介類やお肉、野菜をその場で炭火焼きにして食べる、セルフBBQスペースです。

出典 https://food.onarimon.jp/entry/2022/05/16/175731

自分の手で素材を選び、その場で焼いてアツアツを頬張るという贅沢は、ここならではの体験。
ホタテや牡蠣、エビにイカなど、新鮮さをそのまま味わえる、まさに「食のエンタメ」!

出典 https://ohmy.s8d.jp/2014/10/29/hasshokuichibasushi/

焼いて食べる海鮮も良いけど、やはり「新鮮な海鮮を生で食べたい」という人も、多いですよね?

もちろん「八食センター」は、回転寿司店や海鮮丼が食べれる食堂も充実

出典 https://hachinohe.mypl.net/module/photo?p=s3-img-

地元で水揚げされた、旬の魚介をふんだんに使ったお寿司に海鮮丼は、全国から訪れる観光客を魅了します。

出典https://stat.ameba.jp/user_images/20231016/08/asakusaherohero/ae/9d/j/o1080073315351565685.jpg?caw=800

八戸名物「せんべい汁」も、ここ「八食センター」で味わえます。

八戸駅からの100円バスもあり、「八食センター」アクセスが非常に便利です。
「八戸市」を訪れた際はぜひ、八戸・青森のグルメが揃う「八食センター」へ!

八食センター 基本情報

名称八食センター
住所〒039-1161 
青森県八戸市河原木字神才22-2
電話番号八食センター事務局 0178-28-9311
営業時間市場棟 9:00~18:00
味横丁 9:00~18:00(L.O. 17:30)
厨スタジアム 9:00~21:00
※各店舗により異なる
休業日市場棟 毎週水曜日
味横丁 毎週水曜日
厨スタジアム 各店舗により異なる
公式サイト要確認
アクセスJR八戸駅 「東口4番のりば」より、「八食センター 100円バス」 
公式URLhttps://www.849net.com/

帰路(東北新幹線)

14:00ー14:30 八戸駅に戻り、東北新幹線で、東京へ帰ります。

新幹線の待ち時間に、ちょっと寄り道。

出典 https://www.youtree.com/images/kannai/main_hall.webp

八戸駅に直結する、観光・物産プラザユートリー(VISITはちのへ)
ここに来れば、八戸の観光情報やイベント、工芸品など、八戸市の魅力をさらに実感します。

旅の最後に、こういった場所に立ち寄ると、より一層また来たくなりますよね?

出典 https://cdn.jalan.jp/jalan/images/pict4L/Y6/Y326586/Y326586034.jpg

そして、「ユートリー(VISITはちのへ)」は、お土産ショップが充実

駅直結ということもあり、旅の終わりにも、始まりにも、ぜひ立ち寄りたいスポットです。

出典 http://www.pcpulab.mydns.jp/main/images/touhokushinkansen_s_150.jpg

旅の余韻に浸りつつ、名残惜しさを感じながら、東北新幹線「はやぶさ」に乗車します。

八戸駅から、東京駅までの所要時間は3時間弱
長いようにも感じますが、旅の終わりの新幹線は、あっという間ですよね?

そして、首都圏から東北地方北部の岩手・青森までを、これだけ速く結ぶ、東北新幹線の利便性を実感します。

まとめ

今回、2泊3日の岩手・青森の旅行モデルコースをご紹介しました。

世界遺産「平泉 中尊寺」や「小岩井農場」といった、メジャーな観光スポット。
ネットで調べて初めて見つける、穴場スポットまでご紹介しましたが、岩手・青森の魅力を、存分に感じることができたでしょうか?

今回のコースは、東北新幹線での移動が多いモデルコースでした。
「新幹線は交通費が高いのでは?」と感じた方も居たかと思います。

東北新幹線の「早割」サービス、無理のない範囲での在来線、高速バスの利用を取り入れれば、よりリーズナブルに、また違った旅行の楽しみ方もできるはずです!

季節によって違った風景を見せる観光スポット。旬の味覚がたまらないご当地グルメ。
これらは、違う季節に「また来たい」と感じる、東北旅行の大きな魅力です!

このモデルコースを参考に、東北の魅力をたくさん見つける旅行に、出かけてみてはいかがでしょうか?


コメント

  1. Gretchen45 より:
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